相続登記を放っていると大変なことになる？

皆さまこんにちは！
小野市の行政書士あじさい法務事務所の岡田です。

今日は相続登記のお話を！

皆さん、親の土地や家の相続登記はきっちりされていますか？

相続登記に義務はない(※期限や罰金はありません)ので、
亡くなった方名義のままにしているというケースをよく目にします。
もちろん相続がある度にしっかり登記をされている方もいらっしゃいますが。

では、相続登記をせずに放っておくと、どういうことになってしまうのでしょうか？

例えば、親が亡くなり子供が親の土地を相続します。
ただ相続登記はせずに何十年も放っておくと、
次は子供が亡くなり、その子供(孫)が相続するということが起きます。

相続登記をしないうちに、次の相続がまた起こる「数次相続」という状態になります。
この数次相続が起こるとなかなか手続がややこしくなってしまいます…

具体的には、
〇相続人が増えて遺産分割の話し合いがまとまらない
〇多数の相続人の印鑑を集めるのに苦労する
　(相続登記を進めるには遺産分割協議書へ相続人全員の実印捺印が必要)
〇相続人の中に連絡が取れない人がいて手続が進まない
など、相続登記を放っておくと手続が複雑になって手が付けられなくなる可能性があります！

実際、当事務所でもこのような相続手続きを何件もお手伝いしてきましたが、
通常の相続手続きよりもかなり時間がかかってしまいます。

まずは現在の相続人が誰かを特定する相続人調査(戸籍収集作業)から始めます。
相続人が特定できたら、各相続人へ連絡を取って遺産分割のお話をまとめることとなります！
相続人調査だけで１カ月かかり、遺産分割がまとまるまでに更に数カ月かかることも…

当事務所でお手伝いしたケースでは、
相続人が１０名いらっしゃって相続登記が終わるまでに半年ほどかかったこともありました。



写真は実際のケースを参考に作成した相続関係図です。
相続太郎さんの相続手続きが済まないうちに次々と相続が続いているので、
相続人が総勢１０名になっていたという複雑な事例でした。

このような相続手続きを相続人の方だけで進めることはとても大変です！

当事務所では数々の複雑な相続手続きをサポートしてきた実績がありますので、
先代名義で放っている不動産があるというような方は、一度ご連絡ください！！

初回無料相談でじっくりお話をお伺いし、解決に導いてまいります！！


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